カルプロテクチン値測定

カルプロテクチン値グラフ
◆便中カルプロテクチンはUCやDCの特異性や感受性が高いため、再燃リスクマーカーとなり(便中の値が50μg/gを越えると、13倍再燃リスクが上昇することが報告されています)、またIBDのスクリーニング方法として非侵襲的で有用な方法であることが示されてきています。

■カルプロテクチンについて

 カルプロテクチンとは、主に好中球(一部、単球や活性化マクロファージ)やモノサイトから分泌される結合タンパクです。

 便中においても比較的安定で、消化管の炎症マーカーとして利用されています(感染性大腸炎、クローン病、潰瘍性大腸炎、腫瘍において便中のカルプロテクチンが増加します:好中球の管腔への移行に比例)

 

 

 

■測定方法

・便からの抽出操作後、ELISA法にて測定いたします。こちらもご参考ください。


 ※本測定は研究を目的としており、診断には使用できません。

 


【参考文献】

◆UC関連:J Crohns Colitis. 2015 9(1):26-32

◆物質関連:Clin Chem Lab Med. 2014;53(1):65-71

◆IBD関連:Clin Chem Lab Med. 2014;52(3):391-397

◆IBD関連:ueg journal.2014;2(1):30-37

◆IBD関連:BMJ 2010;341:c3369

◆Review:Digestive and Liver Disease 2009;41:56-66

◆安定性:Clinica Chimica Acta. 2000;292:41-54